ひな祭りといえば、ひなあられに甘酒。
アルコールが入っていないと分かっていてもおちょこで飲むと大人な気分を味わうことができたものです。
そのまま飲むのもいいですが少し手を加えれば彩も可愛いデザートに大変身。
ここでは甘酒のあれこれや使えるデザートレシピを紹介したいと思います。
ひな祭りといえば甘酒。子供でも飲めるのは○○。
白酒と甘酒は別物だったと知ったのは大人になってからでした。
いろいろな種類があるので少しおさらいしたいと思います。
甘酒(アルコールなし)◎
米麹を発酵させて作ったもの。
家庭でも簡単に作ることができ、ヘルシーで栄養価もたっぷり。
アルコールも入っていないことからお子さんに最もおすすめ。
甘酒(アルコール入り)〇
お酒を造る際にできる「酒粕」を砂糖やお湯で割溶かしたもの。
アルコール分をしっかり飛ばさないと酔っぱらってしまうことがあるのでまず大人が味見してからお子さんにあげるようにしましょう。
白酒(アルコール入り)×
みりんや焼酎に蒸したもち米を仕込み一か月ほど発酵させる。
それをすりつぶしてつくるのが白酒ですが、これを家庭で作ってしまうと酒税法に違反してしまいます。
アルコールも入っているので完全に大人の飲み物です。子供には与えることができません。
ひな祭りの甘酒を使っておいしいデザートを作る!
いろいろある甘酒でしたが、ここでは上二つを使って作るデザートレシピを紹介したいと思います。
ハンドブレンダ-があると便利です
米麹甘酒の作り方!
- 料理用温度計
- 魔法瓶(口の広いもの)
- ミキサーやブレンダ-
- 米麹 400g
- 水 400g
- 鍋の中に水を入れ65度まで温める(魔法瓶もお湯で温めておく)
- 鍋の中に米麹を入れ65度まで温める
- 魔法瓶の中に入れて8時間ほど放置する
- (魔法瓶から出し、一度加熱する)
- 甘酒が冷めたらミキサーにかける
できた甘酒は早めに使い切りましょう。
4の工程を入れることで多少日持ちします(使い切ってしまうなら省いてもOK)
米麹と水の量を同量ににすること・温度を65度に保つことがポイントです。
甘酒とイチゴのプリン
- 甘酒 120㏄
- 牛乳 120㏄
- ゼラチン 5g
- 水 50㏄
- イチゴジャム 適量
- 耐熱容器に水を入れゼラチンをふやかす。必要ならレンジで加熱して溶かし切る
- 鍋に甘酒と牛乳を入れ温める
- 1を鍋に入れよく混ぜる
- プリンカップに入れて冷蔵庫で冷やす(2時間程度)
- イチゴジャムを上にトッピングする
金平糖や本物のイチゴを切って飾るとかわいさがUPします
フルーツごろごろ!甘酒のアイス
- 甘酒 200g
- 生クリーム 100g
- 牛乳 100g
- 砂糖 大2
- 好きなフルーツ 適量
- 生クリームを泡立てる
- 甘酒と砂糖を入れブレンダ-で混ぜ合わせる
- 保存容器に入れ冷凍庫で冷やす(8時間程度)
- さらに盛り付け好きなフルーツをトッピングする
まとめ
手作りしてすぐのものは本当においしいし、砂糖を使わずに済むくらい甘いです。
とてもヘルシーなので江戸時代では夏バテ防止によく飲まれていたそうです(現代では冬に飲むイメージが強いですよね)
またその豊富な栄養分から飲む点滴といわれているほどです。
また海外でも「JAPANESE YOGHOURT」としてマクロビオティックを実践する方々にも注目されています。
ひな祭りでしかお目にかからない甘酒ですが、これをきっかけにいろいろ試してみたいですね。