新宿駅から徒歩およそ10分。
こんなにも緑深い場所があるなんて。
毎年総理大臣が「桜を見る会」を開くのもここ新宿御苑。
こちらは総理大臣じきじきに招待のあった人しか参加できない集まりですが、桜はいつ何時でもあなたを迎え入れてくれます。
毎年の見ごろは4月の初旬から下旬まで。
どうしてこんなにも時期が長いのかというと、ソメイヨシノの後に開花する八重桜が追うようにピークを迎えるためです。
3月の下旬から咲き出す種類の桜もあり、その桜の種類は全部でおよそ65種類。
その数およそ1100本。
この種類の豊富さは全国でも5本の指に入るといわれています。
奥まで進んでいくと日本庭園や洋庭園が広がり、様々な表情を見ることができ、歩き回るだけでも十分に楽しめます。
新宿御苑の桜!桜を見る会は一般客は入れない?
毎年4月になると開催される桜を見る会は、日程が年によってまちまちで初旬に行われる時もあれば中旬に行われる年もあります。
基本的に午前中(8時半~10時半)に開催されることが多いようなのですが、その時間帯は一般客の入場はできなくなっているので、お花見のシーズンが近づいたら公式情報をチェックするようにしていたほうがいいかもしれません。
お花見(紅葉)の時期の休園日はありませんが、通常月曜日は閉園しています。
また9時~16時が入園時間となっており、200円の入園料がかかります。
駐車場もありますが花見のシーズンには午前中には満車になっているので、時間にゆとりを持っていくか公共機関で行くことをお勧めします。
新宿御苑の桜でお花見をおすすめする理由とは?
入園するのに料金を取る、閉園時間があるというステップがあることで「居座る人」がいないことがまずあります。
その次にアクセスの良い立地であること。
また、禁止事項が多いという一見すると堅苦しく思えるこのスタイルこそが「桜を愛でる」という目的に特化したお花見スポット=おすすめであるといえるのです。
新宿御苑が禁止していること一覧
●酒類の持ち込み
●ボールやフリスビーなど遊具の持ち込み
●ペットの入場
●火気の使用
●楽器・ラジカセ類の使用
●椅子・テーブルなどの使用
デパ地下でおいしいお弁当を買って、桜を見ながら散歩。
お腹がすいたらござを敷いてまったりランチ…こんな優雅なことが新宿のど真ん中で可能だというのだから驚きです。
自由に子供たちが遊びまわるのを横目に、お酒を飲みながらわいわいやるお花見も楽しいですがたまには夫婦二人でゆっくりデートするのも素敵ではないですか?
まとめ
たまにカメが歩いていたりするので、近くで見れた人はラッキー?
そして、この子たちに餌付けすることも禁止されています。
このメリハリが気持ち良い環境を作り上げているのですね。
ルールをつくらなくても、ある程度のことはできるような「本当の大人」にはやくなりたいものです(自分に甘い筆者です!)