馬事公苑といえばJRAが所有する広大な公園です。
その名の通り馬事を普及させる目的で作られているため、敷地内には馬厩舎(きゅうしゃ)やアリーナ、走路などたくさんの関連施設があります。
もちろんそれだけではなく、児童公園や庭園など馬事に関わる人以外にも親しんでもらえるようなスペースもあるのでどんな方にも利用していただける貴重な自然公園となっています。
馬事公苑の桜2017年の最新情報は?
魅力たっぷりの馬事公苑なのですが、残念ながら2016年12月末をもって一時閉園しています。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの馬事競技場として馬事公苑の使用されることが決定したためです。
各施設の老朽化や、国際大会の基準を満たすための大幅改修で、現在はその真っただ中。
桜の木などを保持するよう近隣住民と説明会を進めながらの作業となっているようですが、公共施設ではないために実際に蓋を開けてみるまではどのようになるのかはわからないようです。
なるべく自然を残し、オリンピック終了後も人々の憩いの場としてあり続けることのできる工事になることを望まずにはいられません。
馬事公苑の桜まつりってどんなことをやっているの?
普段は馬に関する競技や飼育や調教が行われたり、一年を通し様々なイベントが開催されていますが春にはたくさんの桜が咲き、たくさんの花見客が訪れる馬事公苑。満開のころにはJRAと共同の桜まつりも開催されています。
日本各地からやってくる屋台にも注目ですが、馬がたくさんいるので、それにちなんだイベントなどが特に人気を集めています。
普段のお花見とはまた一つ違った趣を感じさせてくれます。
馬と触れ合えるコーナーや蹄鉄を使用したグッズやゲーム。
JRAのキャラクターなども登場し、普段競馬などに興味がない人でも楽しめる要素が盛りだくさんです。
ふれあい動物園によくいるポニーとは大きさや迫力、毛並みが違うので、お子さんを連れて行ってあげるとびっくりするかもしれませんね。
桜はいろいろなところに点在していて、走路に沿って咲いていることろもあるので、馬と桜という映画のショットのような光景に出会う事もあるでしょう。
実際たくさんの写真がギャラリーに飾られていて思わずほれぼれ。
ここから未来の競馬界のスターが誕生するかも?そんな夢のある場所でもあります。
JRA馬事公苑
東京都世田谷区上用賀2-1
東急田園都市「桜新町」→徒歩約15分
小田急「経堂」→徒歩約20分
各バス「農大前」→徒歩3分
まとめ
残念ながら少しの間馬事公苑や春の桜とはお別れです。
ちなみに厩舎にいた100頭近くの馬たちも今は宇都宮の乗馬施設に引越しが完了し、新しい厩舎の完成を待ちわびています。
少し名残惜しいですがそのころにまた、新しいお花見・イベントスポットとして紹介させてください。
東京オリンピックの馬術競技の際には、リニューアルした馬事公苑の様子にも是非注目してみてください!