今年も残すところあと2か月。
寒くなってくるこれからの季節に流行する病気といえばインフルエンザですよね。
そんなインフルエンザにかかった経験がある方も多いのではないでしょうか?
毎年恒例のようにインフルエンザにかかっているという方や、おととしは大丈夫だったけど去年はかかってしまったという方など様々だと思いますが、いつどのタイミングでかかるかわからないインフルエンザの予防をしておくことが重要ですよね!
そのために予防接種を受けた方が良いのか?
費用や副作用、また妊婦さんや赤ちゃんは受けられるのか?をご紹介します。
インフルエンザの予防接種は受けた方がいいの?
毎年欠かさず予防接種をしている方は別として、今年こそは受けようかな?と迷っている方も多いかと思います。
インフルエンザの予防接種の効果は接種後約2週間で抗体ができ、約5か月間は有効期間が持続すると言われています。
だいたい10月くらいから接種ができるようになり、インフルエンザのピークは12月〜3月なので、10月か11月頃の早めの接種が望ましいでしょう。
予防接種を迷う理由として、本当にインフルエンザにかからないのか?という点だと思います。
残念ながら予防接種をしたからといって100パーセントかからないわけではありません。
かかる可能性もあります。
ただインフルエンザの症状が軽く済むことがメリットとしてあります。
インフルエンザといえば高熱や全身の倦怠感や関節痛が特徴的ですが、もし接種したのにかかってしまったとしてもその症状が軽く済むのであれば受けておいた方が安心ですよね!
ちなみに2015年からワクチンが変更され、A型とB型両方に効果のあるワクチンになったそうで、より予防ができるようになったそうです。
インフルエンザの予防接種の費用と副作用は?
費用について
インフルエンザの予防接種は任意の予防接種なので自費で負担しなくてはなりません。
平均的に13歳以上は1回接種、13歳未満は2回接種とされていて、費用は4,000円ほどになります。
13歳未満だと4,000円と3,000円と2回目は少し安くなることが多いようです。
インフルエンザの予防接種の費用は決められてはいないので一概には言えませんが、目安はこれくらいかかるということを知っておいた上で受けるかどうか決めましょう。
ただ医療機関や自治体、また会社で補助が出る所もあります。
まずは補助が出るかどうか確認をしてみるといいですね。
副作用について
気になる副作用についてですが、よく起こる反応として接種した部分が赤くなったり腫れたり痛みが出ることが多いです。
これは体がインフルエンザの抗体ができている証であり、2〜3日で治ることがほとんどなのでそんなに心配する必要はないとされています。
その他には発熱や喉の痛みなど風邪のような症状が出る場合もあるようですがいずれもすぐに治れば心配はいらないでしょう。
もし症状が悪化してきたり、特に子供の場合は早めに予防接種を受けた医療機関に相談する必要があります。
インフルエンザの予防接種は赤ちゃんや妊婦さんでも受けられるの?
もしインフルエンザにかかって特に心配なのは赤ちゃんや妊婦さんですよね。
予防するためにも受けておいたほうがいい気がしますが、そもそも受けても問題ないのでしょうか?
答えは「受けることは問題ないとされているが医師との相談が必要」ということになります。
赤ちゃん
まず赤ちゃんに関してですが、基本的にインフルエンザの予防接種は生後6か月を過ぎれば接種可能です。
ですが積極的に受けることを促してはいません。
なぜなら受けたとしても免疫が付きにくいので意味のないことだからだそうです。
妊婦さん
妊婦さんに関しても、インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンで病原性のウイルスを取り除いたワクチンなので特に問題はないとされています。
ですが念のため医師に相談してから受けるようにしましょう。
また授乳中の方も受けても問題はないとされていますよ。
まとめ
正しい知識を身につけて早めの接種をしたいですね。