「なんかゾクゾクするし熱も出てきたから風邪でもひいたかな?」と思ったアナタ。
それって本当に風邪ですか?
これからの寒い季節、毎年流行しているインフルエンザかもしれませんよ!
インフルエンザと風邪の見分け方って何?や風邪薬でインフルエンザって治るの?という疑問、授乳中でも薬は飲めるのか?なども一緒にご紹介します!
インフルエンザと風邪の違いは?
インフルエンザも風邪も症状は初期症状は似ていますよね。
ですがインフルエンザの症状の主な特徴は、38度以上の高熱、激しい悪寒、全身の倦怠感、関節痛などが挙げられます。
高熱はもちろんですが、インフルエンザ特有のゾクゾクする悪寒や全身が痛くだるい感覚が風邪よりも強く症状として表れます。
また都道府県別にインフルエンザの患者数を定点観測したデータを基に、インフルエンザ注意報や警報が発令されることをご存知でしょうか?
一度はニュースなどで耳にしたことがありますよね。自分の住んでいる都道府県の情報や、子供の幼稚園や学校での流行状況などから、身の回りでインフルエンザのウイルスが蔓延しているかどうかがわかります。
そのことを踏まえたタイミングで風邪のような症状が出始めたらインフルエンザを疑ったほうが良いでしょう。
インフルエンザは潜伏期間が1〜3日ほどあり、発症してから12〜24時間後かつ48時間以内に病院へ行って専用のキットで検査をし抗インフルエンザ薬を処方してもらうのが、一番効果のあるインフルエンザの対処法です。
早すぎても陽性反応が出なかったり、逆に遅すぎても抗インフルエンザ薬の効果が期待できなくなったりするので注意が必要です。
とはいえ、もし子供がインフルエンザの疑いがあるならば、かかりつけの小児科に早めに相談することが肝心ですね。
インフルエンザは風邪薬でも治るの?
インフルエンザの薬といえばタミフルやリレンザといった抗インフルエンザ薬がありますよね。
そんなインフルエンザは風邪薬でも治るのでしょうか?
答えは「症状の緩和はされても根本的には治るとは言えない」です。
そもそも風邪には抗生剤が処方されますが、インフルエンザはウイルスによる感染症なので、特効薬がないと治療することができないというのが根本的な考えです。
極端な話インフルエンザもほっておいてもいずれは治りますが、それでは根本的に治療したとは言えませんし、何より危険です。
また風邪薬に含まれる解熱剤によって一時的に熱が下がったりすることはありますが、また熱が上がってくることも考えられますし、体内にはインフルエンザのウイルスがいることには変わりないので、そのままの生活を続けていれば周りにうつしてしまうことだって考えられます。
またインフルエンザにかかっている際に使用すると危険な風邪薬もあります。
アセトアミノフェン以外の解熱剤を使用するのはやめましょう。
子育てをしていたり仕事をしていたり忙しくて休めないという方も多いとは思いますが、病気は病気です。
無理をせず、早めの受診をして体を休めましょう。
授乳中でも薬は飲めるの?
授乳中のママにとって心配なのは、インフルエンザにかかったら授乳は中断しなくてはいけないのか?薬は飲めないのか?といったことですよね。
まず安心してもらいたいのが母乳を通してウイルスが赤ちゃんにうつるといった心配はないとされています。
なのでママは体がとっても辛い状態ですが授乳をすることはできます。
薬に関しても、抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザを服用をしても血中への移行率は低く、赤ちゃんには影響はないとされています。
それよりも日々の育児やストレスで弱った体が重症化しないためにも、さらには赤ちゃんに二次感染させないためにも、母体の回復が優先されるので病院へ行きしっかりと治療しましょう。
まとめ
そしてまずは日頃の手洗いうがいを徹底してウイルスを寄せ付けない体作りを心掛けたいですね。